夜の長さと夜カフェと

先日は冬至でした。

冬至とは一年で最も昼(太陽の出てる時間)が短く、夜の長い日ということになります。

一年で一番太陽の力が弱いこの日は「陰が極まり、これからは陽に転じる」という中国の易経から「一陽来福」といって運気が上昇に向かう日とされていたり、ヨーロッパでも太陽の復活祭が行われたりするようです。

日本でもカボチャを食べたりゆず湯に入ったりする風習がありますが、これは一陽来復の願いを込めて「ん」が付く食べ物を食べることに由来してるそうです。カボチャを漢字で書くと「南瓜(なんきん)」。「いろはにほへと」の最後が「ん」。
ゆず湯も「融通」がきくなどの語呂合わせから来てるとも言われますが、元々は厄払いするための禊だと考えられているそうです。
もちろんそのような「運」にまつわるものだけでなく、寒い時期に身体を温めたり、ビタミンを補給したりする健康管理にもかなっていますので、ただの風習と思っていてもちゃんと意味があるのですね。

そんな冬至の季節。もっとも夜の長いこの時期に夜カフェについて。

そもそもカフェとはフランス語のcafe(コーヒー)のことで、飲食物を提供するお店のこと。文化人らが集まる社交場として使われ、コーヒー(喫茶)を飲みながら議論を交わす場のことでした。

最近では食事処としてのイメージも増えてきてる気もしますが、本来は喫茶店であり、社交場であったり文化的な場所だと私は考えています。

文化的と言っても大げさに考えないでちょっとした息抜き。ちょっと休憩。ちょっとお喋り。読書しながら。など、日々の生活に必要なこと以外のものと捉えて良いと思っています。

コーヒーなどを飲みながら…友人とたわいのない会話をしたり、趣味のものを雑誌やスマホで調べたり、イヤホンで音楽を聴きながらボーっとしたり、今度の旅の計画を立てたり。

日々の生活のすき間の時間を自分で選んだ休憩の取り方で過ごすって大事だと思うのです。

夕食後になんとなくテレビを観てお風呂に入って寝るのも良いですが、いっそのこと2時間外出する。食後に自宅とは別の場所でリラックスしながらたわいのない時間を過ごす。

そんな風に過ごしてみると生活にメリハリがついて充実感の中でぐっすりと眠れると思うのです。

そのような自宅と職場とはまた別の居場所(最近ではサードプレイスと言うそうです)として使ってもらえたらとの想いから、当店の夜カフェご用意しています。(本当はもっと遅い時間までやりたいのですけど体力的にきびしく。)

是非、ちょっとしたすき間にゆとりの時間としてお使いいただけたらと思います。

追伸:

先日のSNSで「冬至から夏至に向けて一歩ずつまた陽が長くなっていくのです…」 と投稿したのですが、その一歩ってどのくらいの長さなのか気になって調べてみました。
東京の夏至の日の出から日の入りまでの時間は14時間34分。冬至は9時間45分。

その差4時間49分。

これを365日の半分の182日で割ると約1分36秒になります。地球の一歩って1分半もあるのですね!

というようなくだらない雑学を調べる時間にも夜カフェ使えます。