冬至の夜の長さ

先日は冬至でした。

冬至とは一年で最も昼(太陽の出てる時間)が短く、夜が長い一日です。

一年で一番太陽の力が弱いこの日は「陰が極まり、これからは陽に転じる」という中国の易経から「一陽来福」といって運気が上昇に向かう日とされていたり、ヨーロッパでも太陽の復活祭が行われたりするようです。

日本でもカボチャを食べたりゆず湯に入ったりする風習がありますが、これは一陽来復の願いを込めて「ん」が付く食べ物を食べることに由来してるそうです。「いろはにほへと」の最後が「ん」で、カボチャを漢字で書くと「南瓜(なんきん)」。最後の文字「ん」を食べることにより、これから先が良くなるということを願っているのですね。

ゆず湯も「融通」がきくなどの語呂合わせから来てるとも言われますが、元々は厄払いするための禊だと考えられているそうです。
もちろんこれらのような「運」にまつわるものだけでなく、寒い時期に身体を温めたり、ビタミンを補給したりする健康管理にも関係しています。ただの風習と思っていてもちゃんと意味があるので、きちんと習っていきたいですね。

 

そんな冬至だった先日、SNSで「冬至から夏至に向けてまた一歩ずつ陽が長くなっていくのです…」 と投稿しました。そしてふと「その一歩ってどのくらいの長さなのだろう?」と気になって調べてみました。


東京の夏至の日の出から日の入りまでの時間は14時間34分。冬至は9時間45分。

その差4時間49分。

 

これを365日の半分の182日で割ると約1分36秒になります。地球の一歩って1分半もあるのですね!

実際にはこれは平均値であって、太陽の角度などによって多少の差はあるのですが、それにしても2日で3分。20日で30分も陽の長さが変わるなんて、よくよく考えてみると結構驚きました。

 

17時で真っ暗だった12月。

一陽来福であるように、少しずつ陽が長くなりながら新年を迎えるのですね。