チャイと言っても実は「お茶」の事を指すので、国や地域によってその味や楽しみ方は千差万別。
日本で一般的にチャイというと、インドで飲まれる香辛料の入った甘いミルクティーだと認識されてるのではないかと思います。
当店で提供してるチャイもその辺りのものをイメージしてます。
イメージと言いましたが、 自分は以前インドを旅したことがありますので、何度となく本場のチャイを飲みました。
街の定食屋(カレー屋)さんでも、駅の売店でも、路上の屋台でも、長距離バスのバス停でも…いつでもどこでもチャイを飲みます。
もちろん、インドでも家庭の味があったり、北と南で食文化が違ったりするので、「これが本当の味だ!」なんてものはないのですが、自分なりに南インドの路上で飲んだチャイの味が好きだったので、それをイメージしています。
↑バンガロールの街のバスステーション。周辺にはチャイや軽食などの屋台が多数。
チャイで使用する茶葉はCTC製法の丸まったアッサム茶葉。
逆にイングリッシュティーのような高級茶葉では出せない味なのです。
茶葉に多めの生姜とカルダモン、クローブと当店ではシナモンも入れてます。
砂糖と牛乳でよく煮出して、吹きこぼれそうになったら火を止めます。
甘いです。甘〜い生姜の効いたミルクティー。
本場では冷たいアイスチャイはありませんでした。
もちろん泡立てミルクを載せたラテもありませんでしたが、そこは飲みやすさや見た目を華やかにするためでして…
そんな当店のチャイラテ、甘いのがお嫌いでなければ是非お試しくださいませ。