Tabi and nounou cafe

旅が好きです。

ここで言う”旅”というのは、どこか新しい経験を求めるようなヒリヒリした緊張感と未知との出会いを指してると思います。日々の生活を日常というならば、完全なる非日常で移動が常であり、安定や安心とは少し距離のある行為だと思われます。

 

そう言うと世の中には旅が好きな人も嫌いな人もいますし、家の中が好きな人も都市生活が好きな人も田舎暮らしが好きな人もいると思います。
旅好きな人にも色々な価値観や考え方、旅のスタイルがあります。

 

よく「人生は旅だ」なんて言いますが、私の大まかな”旅”についてちょっと。

 

それまで特に旅に興味もなかったのに、大学時代になぜかユースホステルサークルに入り、北海道や京都を巡ったり、ユースホステルのボランティアをしたりしました。

この頃に青春18きっぷのことを知って、大学の長期休みのタイミングでは一人旅に出かけるようになりました。

他にも友人と車で高速道路を使わずに日本一周したり(一遍に周ったのではなく、4回に分けて巡りました。)して、地方の特産品を食べたり、観光名所や神社仏閣を訪ねたり、旅先での出会いで友人が出来たりなどしました。

 

それらの経験が日常の生活から離れる「旅」というものを意識するようになり、旅好きになっていった気がします。

 

その後、家族の関係でフランスに行ったり、友人とタイを旅したりもしました。


この頃から徐々に海外にも目が向くようになりました

 

「世界中のいろんな場所に行ってみたい!」

 

そう強く思うようになり、転職のタイミングでインドを旅しようかと予定を立てていたら、旅好きの知人による影響で気付いたらチベットに行ってました。

 

この時のチベットの旅では、本当に大きな影響を受けました。


信仰とは何か、生きるとはどういうことかを考えさせられて、日常から離れた「旅」をしていたどこか傍観者的な、他国の文化を客観的に見ていた自分が、否応なく受けた影響を持ち帰って、日常に反映させられて生きていく。

 

これが旅と日常の関係なのだなと気づきはじめ、より旅が好きになりました。

 

その数年後、無事にインド旅をリベンジし、2度目のタイに行ったりベトナムを旅したりしました。

 

この辺りから色んなご縁があり、NGOのお手伝いなどでカンボジアに数か月滞在したり、ネパールの友人からの依頼でネパールに行ったりもしました。

 

こうなると旅なのか仕事なのかよくわからなくなってしまいますけど、その土地を楽しむことが出来たら旅として「思い出」にカウントしています。

 

旅の魅力は、やはり「出会い」です。

色々な人や文化、ダイナミックな景観を目の当たりにすると、それまでの価値観や常識が壊されて、自分の小ささに都度気付かされます。
言葉が通じなくても人の優しさに触れることがありますし、本当に世界の共通語はスマイルだなぁ…って思います。

 

旅に出て価値観を見直して、自分のやりたい人生に真剣に向き合った結果、お店をはじめたんだと思います。

 

それに加えて、世界の食文化も魅力的ですし、歴史遺産や民藝にも興味が掻き立てられます。

「これだけ暑い場所だからこんなに甘いものが合うんだな」とか
「植民地の歴史があるから融合した食文化や建物があるんだな」など。

 

普段の生活では出会わないものと出会って、見て、知って、自分で選んで、自分で責任を負いたいと考えるようにもなりました。

来てよかったという成功も、あれ?っという失敗も、美味しかった屋台飯も不味かったレストランの食事も。

 

自分の時間ですから、自分で選びたいなと思うのです。
自分で選んだ失敗はあとで笑える良い経験になります。

 

そう考えるとやっぱり人生は旅ですね。

ひとつひとつ選んで今、ここにいる。

 

その選択肢を増やす旅。

 

ノウノウカフェは旅と毎日をつなぐ場所になりたいと考えています。